第1回公開講座「骨と血管のセルフケア ―見えないところこそ、メンテナンス!―」が9月6日に開催されました

講師は本学看護学部の田中愛子講師で、病院勤務での経験から骨折予防に関心を持ち、その後毛細血管の重要性を知った経緯を紹介。
講座では、体内の99%を占める毛細血管の働きや、老化の原因物質「AGE」、骨密度の低下予防について解説しました。
参加者は毛細血管と骨の健康を保つためのセルフケア方法(取り入れると良い食品、入浴、睡眠、必要な栄養素など)を学び、自身の食生活をチェックするワークにも取り組みました。
参加者からは「非常に分かりやすかった」「早速実践したい」といった声が聞かれ、盛況のうちに終了しました。

第2回公開講座「脳科学から考えるWell-being習慣」が9月13日に開催されました

講師は本学看護学部の井田 裕子講師で、「Well-being」(よりよく生きる)という概念について、脳科学の視点から解説していただきました。
参加者は、人生100年時代を迎えるにあたり、心身の健康がWell-beingを実現するための手段や目標となりつつあることを学びました。
また、講座の中では、Well-beingに関連する脳内ホルモンとして、セロトニン(心と体の健康)、オキシトシン(つながりによる安心感)、ドーパミン(成功・達成)の3つが紹介されました 。
これら3つのホルモンを高めるための生活習慣や、それぞれのホルモンがもたらす幸福感の違いについて、脳科学の観点から具体的なアドバイスが語られました。
本講座が、参加された皆様のWell-beingを高める一助となれば幸いです。
ご来場いただいた皆様、そしてご協力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。