2026/09/15
第2回公開講座「観光地になる台湾の逍遙園~どのような物語が語られているのか~」を開催しました
9月12日(土)、本学地域マネジメント学科の蘇紋槿講師による第2回公開講座を開催いたしました。
テーマとなった台湾・高雄市の「逍遙園(しょうようえん)」は、1940年に西本願寺第22代法主・大谷光瑞によって熱帯農業の研究や別荘として建てられた歴史的建築物です。和洋折衷の美しい意匠を持つこの建物は、戦後には軍人住宅(眷村)として人々の生活の場となり、1990年代以降の再開発で一度は取り壊しの危機に瀕しました。
しかし、地元の住民や研究者らによる市民運動がきっかけとなって歴史的価値が見直され、2010年に高雄市の歴史建築に登録。日台の専門家・職人による共同修復を経て、開園から80年となる2020年に歴史公園として見事に再生されました。
講座では、日本統治時代・戦後・現代という重層的な歴史を抱える逍逍遙園の歩みを通し、「市民の参加で地域の歴史的建造物を守り、日台の新たな交流を生み出した好例」として紹介されました。







