第 2 回は、『あるものを活かす:岡山観光まちづくりの可能性』と題し、地域マネジメント学部 地域マネジメント学科の神田將志准教授による講義が行われました。
 神田准教授は、江戸時代の建物を生かし町をまるごとホテルにした矢掛町を例に挙げ、手持ちの資源で始まり、それら資源を新しい価値で見立て直す主体者同士の相互作用が新しい価値で再定義するサイクルを生み、発展してきたと分析。同様に津山市や倉敷市玉島地域等における既にあるものを観光資源として見立て直す取組みを紹介し、外から見た岡山の魅力、岡山を元気にする観光まちづくりについて説明しました。
 山陽学園大学・山陽学園短期大学では、本学の「知」を還元することで地域社会の文化水準の向上に貢献することを目的に、毎年度、「公開講座」を開催しております。
 今年度は「地域マネジメント力で新時代を拓く」をテーマに、地域マネジメント学部の特色を生かして「地域づくり」と「まちづくり」に関する講座(各 1 回)を開催しました。
 今回も幅広い年代の多くの方々に受講いただき心より感謝申し上げます。

 今後も来てよかったと笑顔でお帰りになられるような講座を提供して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。