8月 7日(月)、 8日(火)、 9日(水)の3日間、地域マネジメント学部のアカデミック・インターンシップを開催しました。高校生11名に参加いただきました。
 地域マネジメント学部は、「地域をすえ長く元気にする人材を育てる」学部です。
自ら実際に「地域」出向き、問題そのものを自ら見つけ出し、課題化し、解決方法を考えていく。アカデミック・インターンシップでは、地域マネジメント学部の授業や実習を通じて学ぶ、問題発見、課題解決の作法を、3日間で学び取っていただくプログラムを行いました。
 今回のフィールドは、岡山芸術創造劇場ハレノワのオープンを9月1日(金)に控えながら、再開発による都市の変化を確認できる表町南部エリア。今このエリアで、いったいどのような都市の変化が起こっているのでしょうか?
 フィールドワークの基礎を学びながら、地域の変化をとらえていきます。

 オリエンテーションでは、みなさんで自己紹介、大学生のスタッフ(チューター)も自己紹介して始まりました。
 続いて中村先生より、フィールドワークに向けた地域の基礎的な知識を学びました。表町の歴史、小売業の変化を基礎知識として学びました。また、実際にフィールドワークをする際に、明らかにしたいチェックポイントを確認しました。


 座学学習のあと、翌日2日目は、岡山表町商店街を中心としたフィールドワークを行いました。9月1日(金)の岡山芸術創造劇場ハレノワのオープンが迫る街中の変化を体感することができました。
 表町に同じカラーの看板があふれている理由を考えたり、表町ならではの商店街の特徴とその理由を考えました。
 また、株式会社ありがとうファームを訪問し、馬場代表から、地域が一体となって障害者を受け入れ、コミュニティを作っていくことの重要性について、具体的な事例を聞きながら学ぶことができました。
 再開発が進み、ハレノワができることを契機に居住エリアとして大きく変化を遂げている表町南部商店街周辺。今しか見ることのできない都市の成長を体感することができたと思います。

 フィールドワークの後は、表町南部エリアの商店街の課題、また、このエリアの未来の変化について、グループワークでまとめました。2グループともに、大学生チューターも加わり一緒に活発な議論が進みました。それぞれのグループで発表することで、情報収集と解釈、整理の仕方、発表まで、大学の授業を体験できる機会になったと思います。
 修了式ではひとりひとり、修了証を中村学部長より手渡され、3日間の学びに充実感あふれた高校生の笑顔が印象的でした。