6月13日(木)に看護学科3年生の精神看護学援助論でのSP演習に、ファシリテーターとして大学院生の3人が参加しました。この演習は、患者‐看護師関係の効果的なコミュニケーションについて考えることを目的としています。
 看護師役の学生は、観察者の学生が見守る中で、事例場面の体験としてSPさんに向き合い関わりを持ちます。そして関わりが終了した後に、関わりを持ったSPさんの気持ちを聴かせていただき、観察者の学生からの感想も聞き、さらに自分の関わりを振り返ることで、自分の行動や反応のパターンに気づいていきます。
 SPさんは、事例を読み込んで患者の気持ちと共に病気や症状について理解をして準備をされます。そして、事例場面を通して人と人との関わりの中で心を揺り動かされる体験を大事にしたコメントを看護師役の学生に伝えてくださいます。
 ファシリテーターは、日頃の看護実践を活かしながらも、決めつけや誘導をしないように配慮しながら、学生とSPさんとの心の揺らぎに寄り添います。そして、その場で感じた気持ちや思い、患者-看護師関係についての気づきを伝えました。
 最後は教室に全員集合し、それぞれの体験を共有しました。

    

↑ 井上SPさんとの打ち合わせ            ↑ 前田SPさんとの打ち合わせ
(右が院生の平井さん)             (右が院生の猿田さん)

  ←全体会での振り返り(左が平本SPさんと右が院生の江國さん)

 


全体会にてSPさんとファシリテーター

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