8月17日(月)、総合人間学部ビジネス心理学科・上地玲子研究室では、岡山県委託事業「行政の諸課題解決のための大学生による多角的アプローチ事業」の一環として、渡辺英気県議会議員(わたなべ ひでき/倉敷市選出/難病対策岡山県議会議員連盟 会長)と山本雅彦県議会議員(同連盟 事務局長)に、学生3名がインタビュー取材を行いました。インタビューには、岡山県難病団体連絡協議会・伊山義晴会長も同席されました。

■なぜこのお二人にお話を伺ったのか
 本事業は、若者自身の『好き』『楽しい』という感覚(推し文化の参加メカニズム)を地域政策への入り口とする主権者教育プログラムです。
 今回はその視点を、投票所に足を運ぶこと自体が難しい難病患者・入院患者という『声を上げにくい立場の人』の政治参加に応用しました。
 そこで、難病対策岡山県議会議員連盟の会長・事務局長を務め、当事者団体とも日頃から関わりの深いお二人に取材をお願いしました。

■お話を伺ったテーマ
・県議会議員としてこれまで関わってきた主権者教育・出前授業の取組み
・若者の政治的関心を高める上で重要なこと(情報との向き合い方、選挙権・被選挙権など)
・大学生の『好き・楽しい』を起点とした地域政策の考え方への評価
・若者の投票率・政治参加をめぐる課題
・難病患者・入院患者の投票参加を巡る現状と今後の可能性(電子投票の事例なども含む)
・大学生が県議会・県政をより身近に感じるための方法(インターンシップ制度の活用)

■インタビューから見えてきたこと
 渡辺県議会議員からは「政治は弱い立場にある人のためにある」という考え方を、山本県議会議員からは選挙権・被選挙権の年齢制度を若者同士で共有してほしいという思いをお話しいただきました。
 難病患者・入院患者の投票参加についても、代筆制度の現状や、岡山県新見市における国内初の電子投票システム導入事例など、具体的なお話を伺うことができました。
 学生にとっては、教科書だけでは学べない県政の現場の声に直接触れる貴重な機会となりました。