ビジネス心理学科の上地玲子教授を研究代表者とする研究・事業が、今年度、外部資金による補助金・研究助成に採択されました。

 今回採択されたのは、岡山県等が実施する「行政の諸課題解決のための大学生による多角的アプローチ事業」における補助金2件と、公益財団法人ウエスコ学術振興財団による研究助成1件の、計3件です。

 採択された研究・事業の概要は以下の通りです。

1. 岡山県等「行政の諸課題解決のための大学生による多角的アプローチ事業」採択事業
若者の感情接続を基盤とした主権者教育モデルの構築
-「推し文化」にみる継続的参加メカニズムの応用-

 本事業は、上地玲子教授を研究代表者とし、同じくビジネス心理学科の松浦美晴教授を共同研究者として実施するものです。

 現代の若者に広がる「推し文化」に着目し、その強いエンゲージメントや継続的な参加の仕組みを主権者教育に応用することを目指します。若者が地域社会や政治・行政に対して持続的な関心を持ち、主体的に参加していくための新たな教育モデルの構築に取り組みます。

2. 岡山県等「行政の諸課題解決のための大学生による多角的アプローチ事業」採択事業
若者の「自分らしさ」が叶う岡山づくりの検討事業

 本事業も、上地玲子教授を研究代表者とし、ビジネス心理学科の松浦美晴教授を共同研究者として実施するものです。

 若者が岡山で「自分らしく」働き、暮らしていくために必要な環境づくりについて検討します。アンケート調査やインタビューなどを通して、若者の意識や実体験を丁寧に把握し、岡山を若者が選びたくなる地域として提案していくことを目指します。

3. 公益財団法人ウエスコ学術振興財団 研究活動費助成事業
学習場面における「姿勢保持支援」に関する研究

 本研究は、上地玲子教授を研究代表者とし、医師や理学療法士の資格を有する他大学教員らと共同で実施するものです。

 学習場面における「姿勢保持支援」に着目し、座面設計とその教育効果について実証的に検討します。
 この研究で使用する椅子は、上地玲子教授が地域の株式会社横山工房と共同開発し、特許を取得しています。

 発達支援が必要な子どもたちの学びを支えるため、教育・医療・リハビリテーション等の視点を取り入れながら、教育現場での実践につながる支援方法の検討を進めます。

 これらの研究・事業はいずれも、心理学の知見を地域課題や教育課題の解決に活かす実践的な取り組みです。今後は、共同研究者や関係機関と連携しながら、研究・事業を進めていきます。

 ビジネス心理学科では、今後も地域社会と連携しながら、学生の学びと社会貢献を結びつける教育・研究活動を進めていきます。