2025/09/09ビジネス心理学科
生成AIを活用した外国人向け交通マナー啓発漫画を高校生と協働制作 ビジネス心理学科(2025)
2025年8月19日(火)、山陽学園大学ボランティアサークルあいローターアクトクラブの活動として、ビジネス心理学科の学生が広島県立三次高校の生徒9名と協働し、外国人向け交通マナー啓発漫画を制作しました。
この取り組みは、「自分もみんなも大切な命」をテーマとする3回シリーズのプロジェクトの第1フェーズです。交通ルールの誤解から生じやすい事故の事例を取り上げ、外国人にもわかりやすく伝わる4コマ漫画を、生成AIを活用して作成しました。
制作にあたり、大学生と高校生は混成チームを組み、事故の背景や伝わりやすい表現について意見を交わしました。心理学科で学ぶ「コミュニケーションの工夫」や「文化的背景の理解」といった視点も活かし、視覚的に訴える教材へと仕上げています。
完成した漫画は、9月13日(土)に開催予定の外国人参加型ワークショップで仕上げの作業を行い、実際に外国人住民とともに完成版を作り上げる予定です。
大学生にとっては、学びを地域課題解決へとつなげる実践的経験となり、高校生にとっても多文化共生を身近に考える貴重な機会となりました。今後も地域と連携しながら、「命を守る」活動を展開していきます。