3月20日(木祝)にビジネス心理学科のオープンキャンパスを開催しました。たくさんの方に参加頂き、ありがとうございました。
学科紹介では、大学で学んだ心理学が卒業後の仕事にもつながる、新しいスタイルの心理学科であることを紹介しました。心理学の目的は、人の行動の「理解、予測、制御」であり、そしてビジネスの目的も、消費者の行動を理解し、予測し、購買という行動に制御(コントロール)することなので、心理学とビジネスはリンクしていることが説明されました。

体験授業では、「クイズで学ぶビジネス心理学」という授業を行い、行動経済学の本が今ベストセラーとなっていること、行動経済学はビジネスの世界では行動心理学と言われ、つまりビジネス心理学がビジネスで注目されていることが説明されました。クイズではカロリーオフの商品として黄色のパッケージ(包装)の商品と、黒の包装の商品を並べ、どちらを買いますか?と聞くと、大半が黄色を選びました。「軽さ」をアピールしたければ「明るい色」、「重さ」をアピールしたければ「暗い色」の方が効果的という実験結果と一致し、今回もその通りの結果となり、皆さんの行動が心理学に制御(コントロール)されていることを実感してもらいました。その後、学生2名が、社会調査士の授業で今、どんな調査を習っているのか、推し活をテーマに発表してくれました。

学生への質問コーナーのあと、最後に全員でキャンパスツアーを行い、終了となりました。参加してくださった皆さん、ぜひまた来てくださることを願っています。次回は5月に行いますので、多くの方の参加を心よりお待ちしています!