11月26日、久留島ゼミ(韓国朝鮮文化)に所属する言語文化学科3年生が、岡山県瀬戸内市牛窓にてフィールドワークを実施しました。
 牛窓は江戸時代に、朝鮮王朝から江戸幕府へ派遣された外交使節、朝鮮通信使がたびたび寄港・宿泊した地として知られています。ゼミでは、牛窓の町中に残る朝鮮通信使ゆかりの史跡を巡りながら、朝鮮半島と日本との深い交流の歴史について理解を深めました。学生たちにとっては、講義で得た知識を実際の史跡と結びつけて学ぶ貴重な機会となり、朝鮮半島の歴史のみならず、岡山の地域史への関心も一層高まった様子でした。
 今後も久留島ゼミでは、身近な地域に目を向けながら、韓国社会や朝鮮半島について考えを深める授業やフィールドワークを継続して実施していく予定です。

 

使節一行が宿泊した牛窓本蓮寺

使節を接待するために掘られた井戸

たくさんの猫にも出会いました