地元山陽新聞の「ちまた」「泉」欄に投稿している読者でつくる「ちまた友の会」の文章教室が12月14日、岡山市北区柳町の山陽新聞社であり、会員ら約70人が多くの人に読まれる文章を書くこつを学びました。
 田辺大蔵教授が講師を務め、読みやすい文章について「一文が短く、平仮名と漢字のバランスも良い」と説明。読者の興味を引くため、共感を呼んだり新しい視点があったりするテーマを選ぶ必要性を訴えました。
 文章の展開では「まずは問題提起を行い、自分の意見、その理由、まとめの順に書き進める」とよいことも付け加え、川端康成や三島由紀夫、谷崎潤一郎ら文豪の文章術に言及し「名文に触れることが一番のよい訓練になる」と述べました。

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