11月8日(土)、本学で「Sanyo子育て愛ねっと」が開催されました。この日は、言語文化学科の田辺大藏教授と国語教職課程の学生が「にほんごと狂言」をテーマに子どもたちに狂言を紹介しました。

 テレビでおなじみの「にほんごであそぼ」の野村萬斎さんと同じように「狂言の型」を使って、「日本語の楽しい言葉を聞いたり、独特のリズムで体を動かしたりして遊ぶ」ことを一緒に体験しました。

 第一部は「ものまね」です。サイコロを振って出た目に応じて2~3のものまねを、先ず学生がお手本を示し、それを見て子どもたちも一緒に演じることができました。ものまねしたのは、「犬(二人大名)」「さる(柿山伏)」に、キジではなく「にわとり(鶏聟)」でした。また、石のつぶてを投げる場面や戸引き戸を開けるところ、柿を食べるところなどもたいけんしました。保護者等にも参加してもらいみんなで劇中のものまねを体験しました。
 第二部は「リズムあそび」です。サイコロを振って、出た目に応じて準備していた「リズムあそび」用の狂言小謡を、保護者の方にも覚えてもらい、みんなでうたい、それを見て子どもたちはリズムに合わせて、起き上がり小坊師になりきるというものです。

 最後は学長も一緒に大笑いをしてめでたくお開きになりました。