7月23日(水)、言語文化学科・佐藤雅代教授が笠岡高等学校普通科総合コース2年生の「テーマ探究中間発表会」に参加し、研究方法などについてアドバイスをしました。
 また、発表に先立ち、事前にメールで送られてきた生徒さん達の質問に対し、複数の教員が専門分野を中心に回答しています。どれも興味深いテーマばかりで、研究結果が楽しみです。
 言語文化学科で支援したのは、10チーム22名で、「外国語の学習方法」「異文化理解」「性の多様性」など様々なテーマが取り上げられています。
 以下は、生徒の皆さんが取り組んでいる探究テーマの一部です。

 〇定着しやすい英単語の勉強方法について
 〇異文化理解について
 〇在留外国人の支援について
 〇SNSがもたらす国際文化交流について
 〇性の多様性について

 テーマの中には、もう少し具体的に探究する内容を絞った方が良いと思われるものもあり、佐藤教授からはテーマの設定方法などについてコメントがありました。また、インターネットを利用して調べる際の注意点についても助言がありました。例えば、Google Scholarではさまざまな学術文献を簡単に検索できますが、その中の書誌情報をあいまいなまま引用するのではなく、書名や論文タイトル、執筆者、出版社(発行機関)、刊行年などを明確に示すことが重要であるとの指摘がありました。
 今回の中間発表で学んだことを踏まえて、それぞれの探究テーマをより深めていただけたらと思います。