総合人間学部 ビジネス心理学科

Learning Points

  • 1

    ビジネスに強い
    心理学科

    現在、私たちの行動の多くがデータ化され、ビジネスに使われています。例えば、買い物に使うポイントカードの履歴から、「商品Aと商品Bを同時に購入する顧客が多い」ことが分かれば、商品Aと商品Bの配置で、顧客の動きをコントロールできます。データの分析結果から人の行動を考える、これは心理学の基本であり、心理学をビジネスに活かすことの第一歩です。

  • 2

    科学としての
    「心理学」を学ぶ

    心理学において、こころは科学の対象です。好き嫌い、欲求、ストレス、感情といったこころの動きや、性格、学力といったこころの個人差を、データ化し分析して、客観性と再現性の高い結果を得ることをめざします。

  • 3

    心理学を通して
    データの扱いを学ぶ

    心理学を学ぶ過程で、こころを測るための測定法、データを扱うための統計法などを身につけていきます。心理学における測定法や統計法の学びは、数学ではありません。こころの働きをどうすれば測れるか、こころの働きをどのような統計解析から明らかにすることができるか、工夫を重ね、オリジナルな結果を得るための学びです。

  • 4

    社会で役立つ
    実践力を養う

    データを扱う上で大切なのは、データリテラシー(データの収集・分析に関する知識や技術)です。それだけでなく、個人情報保護などのリテラシーを身につけることも大切です。本学科で実践志向の心理学を通して学んだそれらを、マーケティングや商品開発など、幅広い仕事で活かすことができます。

コースの説明

資格取得による特待生制度を充実

ITパスポート取得者入学金15万円減額
数学検定2級以上取得者入学金15万円減額
基本・応用情報技術取得者入学金免除
英検2級(相当)取得者授業料20万円減額
など

英検2級(相当)については入学時に限らず、在学中の合格者にも適用します。TOEICやTOEFL、GTEC(4技能)CBTタイプなどのスコアも適用対象とします。

取得をめざす免許・資格

  • 社会調査士
  • 認定心理士
  • 司書
  • 学芸員
  • ピアヘルパー
  • ITパスポート
  • ジョブパス2級・3級
  • 日商簿記2級・3級

活躍をめざす領域

一般企業の領域

  • 営業・広報・宣伝などの総合職
  • 企画・商品開発・販売促進などの企画職
  • システムエンジニア・プログラマーなどの
    IT関連専門職

公共的な領域

  • 公務員
  • 金融機関の総合職
  • 企業労務・医療・福祉などの心理支援職

近年の主な就職先

一般企業
  • ANAクラウンプラザホテル岡山
  • ピコシステム
  • WORK SMILE LABO
  • マックスバリュ西日本
  • 大黒天物産
  • オンワード樫山
  • ネッツトヨタ岡山
  • トヨタカローラ香川
  • ホンダ四輪販売岡山
  • セキスイハイム中四国
  • 岡山県貨物運送
  • 岡山土地倉庫
  • 菅公学生服
  • 英田エンジニアリング
  • イタミアート
  • 白十字
  • など
公務・金融等
  • 新見市役所
  • 鳥取銀行
  • 日本生命保険
  • 明治安田生命保険
  • 住友生命保険
  • 岡山市農業協同組合
  • 晴れの国岡山農業協同組合
  • など
医療 ・福祉
  • 小学館アカデミー保育園
  • あなぶきメディカルケア
  • 両備ヘルシーケア
  • 倉敷中央病院
  • など

Curriculum

心理学の基礎理論をベースにビジネス系の心理学やデータサイエンスの科目を履修し、社会で活躍できる人材を育成します

黒字は選択科目
赤字は必修科目
1年次 2年次 3年次 4年次






山陽スタンダード
  • 知的生き方概論
  • 人間学
一般教養
  • 哲学
  • 心理学
  • 法学
  • 政治学概論
  • 社会学
  • 環境論
  • 論理学
  • 数学基礎
  • 統計学
  • 生物学
  • ボランティア論
  • スポーツ科学A・B
  • 国際理解A・B
  • 倫理学
  • 自然科学概論
  • 人権教育
  • 日本国憲法
  • 基礎経済学
  • 文化人類学
  • 生活の科学
  • 手話コミュニケーション
  • デザイン史
  • 地域貢献
語 学
  • 英語総合読解Ⅰ・Ⅱ
  • 英語聴取表現Ⅰ・Ⅱ
  • 英会話Ⅰ・Ⅱ
  • フランス語Ⅰ・Ⅱ
  • 中国語Ⅰ・Ⅱ
  • ハングルⅠ・Ⅱ
  • 日本語A・B・C・D・E・F・G・H
  • 日本語・日本事情A・B
  • 検定英語Ⅰ・Ⅱ
  • 中級中国語Ⅰ・Ⅱ
  • 中級ハングル
就職支援
  • ビジネス実務論Ⅰ
  • 企業協働型ラーニングⅠ
  • ビジネス実務論Ⅱ
  • 企業協働型ラーニングⅡ
  • NLPビジネス心理実践学Ⅰ
  • 簿記論
  • 簿記演習
  • インターンシップ
  • 一般教養論A
  • 観光学概論
  • 社会人入門
  • 企業協働型ラーニングⅢ
  • NLPビジネス心理実践学Ⅱ
  • キャリア学概論
  • ビジネス英語研究
  • 一般教養論B
教養情報
  • コンピュータ入門
  • データ活用入門
  • コンピュータ日本語
  • 情報処理概論
  • データ活用
  • ITパスポート





学科基本科目群
  • 基礎演習A
  • 基礎演習B
  • 心理学概論
  • 社会心理学概論
  • ビジネス心理学概論
  • データリテラシー
  • データサイエンス入門
  • 社会調査論
  • 卒業研究Ⅰ
  • 卒業論文Ⅰ
  • 卒業研究Ⅱ
  • 卒業論文Ⅱ
基礎心理科目群
  • 臨床心理学概論
  • 心理学研究法
  • 心理学統計法
  • 心理的アセスメント
  • 心理学実験Ⅰ
  • 心理学実験Ⅱ
  • 知覚・認知心理学
  • 感情・人格心理学
  • 発達心理学
  • 健康・医療心理学
  • 心理演習
  • 家族心理学
  • 心理学特講
  • 心理学的支援法
ビジネス心理
科目群
  • 法律学概論
  • 経済学概論
  • 経営学概論
  • 中小企業論
  • 消費者心理学
  • 広告心理学
  • 経営心理学
  • 社会心理学特講Ⅰ
  • 経営組織論
  • マーケティング入門
  • 産業・組織心理学
  • 社会心理学特講Ⅱ
  • ビジネス心理学特講Ⅰ
  • ビジネス心理学特講Ⅱ
データサイエンス
科目群
  • データサイエンス数学入門
  • 情報処理
  • フィールドワーク方法論
  • データサイエンス検定
  • データサイエンス
  • プログラミング
  • プログラミング演習
  • マルチメディア
  • 社会調査法
  • 多変量解析法
  • データサイエンス演習
  • データサイエンスプログラミング
  • 人工知能概論
  • 心理社会調査演習
  • データサイエンス特講










司 書
  • 生涯学習概論
  • 図書館概論
  • 図書館情報資源概論
  • 図書・図書館史
  • 図書館制度・経営論
  • 図書館情報技術論
  • 図書館サービス概論
  • 情報サービス論
  • 児童サービス論
  • 情報資源組織論
  • 情報サービス演習Ⅰ・Ⅱ
  • 情報資源組織演習Ⅰ・Ⅱ
  • 図書館基礎特論
  • 図書館サービス特論
学芸員
  • 生涯学習概論
  • 情報メディアの活用
  • 博物館学概論
  • 博物館経営論
  • 博物館資料論
  • 博物館展示論
  • 博物館資料保存論
  • 博物館教育論
  • 博物館実習Ⅰ・Ⅱ

*これらは2024年度の開講予定科目であり、実際は異なる可能性があります。予めご了承ください。

Lecture Guidance

  • ビジネス心理学概論
    ビジネスの世界で活躍
    したければ、「ビジネス心理学」を
    学ぶ必要があります

    「心理学を学ばないとビジネスは成り立たない」、これはある企業幹部の言葉。今後注目の資格に英語などと並びビジネス心理の資格が挙げられるなど、今「ビジネス心理」が注目を集めています。若者に人気のTik TokなどSNSをきっかけにヒット商品が生まれる時代。皆さんならどんな「動画」や「言葉」で買いたい、ほしいと思いますか? また職場では上司や仲間からのどんな「言葉」や「行動」でやる気が出ると思いますか? ビジネス心理を学べば、その答えがわかるはず。ぜひ一緒に学びましょう。

  • 消費者心理学
    お客様など人間の行動心理を
    高度に読み解ける
    ビジネスパーソンをめざそう

    全然売れない商品の売上を伸ばす方法とは? 答えのひとつに「価格を倍にする」があります!売れ残っていた1個1ドルの宝石に困っていた店主は、スタッフに「売れないから、値段を半分にしよう」と指示した。ところが間違って「特価2ドル」と書いてしまった。結果、すべての宝石が売れてしまった。それはなぜだろうか? ヒトがモノを買う理由は「欲しいから」「安いから」だけでは割り切れないたくさんの要素が絡みます。それを論理的かつ科学的に分析していくのが、消費者心理学の醍醐味です。

  • 広告心理学
    広告と心理のかかわりを学び、
    心理学を活かした効果的な広告とは
    どのようなものか、考えよう。

    広告は、商品やサービスの送り手がその情報を伝え、購買行動を起こしてもらうために送るメッセージです。人々は、広告のメッセージに触れ、必要な情報を得たり、購買行動を起こしたり、起こさなかったりします。そのプロセスには、知覚、認知、学習、感情など、人の心理が様々な形でかかわってきます。この授業では、心理学の学びを広告に活かすことを考えてゆきます。広告に目を止めてもらうには、伝えたい情報をうまく伝えるには、購買行動への動機づけを促進するには、どうすればよいのか、一緒に考えましょう。

  • 知覚と認知の心理学
    人は物事をどのように
    知覚、認知するのかは、
    全てのビジネス心理学の土台となります

    例えば広告心理学などビジネス心理学の各種理論は、知覚・認知心理学を学んでいると、なぜそうなのかなど、より正確に理解できるようになります。

  • 心理カウンセリング
    今、心理カウンセラーが使うカウンセリング技能が、多くのビジネス場面で
    応用され成果をあげています

    心理カウンセラーがクライアント(相談者)と信頼を築くための手法や理論が、お客様との会話や、企業との交渉術に応用され、成果をあげているのです。

どっちが売れるでしょうか?

消費者心理

ダイエット中でカロリーオフの商品を探すならAとBどっちを買いますか。実際に実験すると多くの人がAを選びました。「軽さ」をアピールするなら「明るい色」を、「重さ」をアピールしたければ「暗い色」にする方が売れやすい傾向にあります。これは感覚のマーケティング、感覚のビジネス心理学と呼ばれる研究。ビジネスは面白いですね。

(出典:『 消費者の心理をさぐる 』)

知っていますか?

広告心理

AIDMA(アイドマ)の法則って知っていますか? 広告に注目し(Attention:注意)▶︎ 興味を持ち(Interest:関心 ▶欲しくなり(Desire:欲求)▶商品名を記憶し(Memory:記憶)▶買いに行く(Action:行動)という、広告に触れてから購買に至るまでの心理プロセスをモデルにしたもので、広告心理学で最も有名なモデルの一つです。見事に人の心理を捉えていますね。

見たことありますか?

販売心理

スーパーの「縦陳列」。同じ色を縦に並べることで、色の区切り(縦線)ができ、お客様の「目を止める」心理的効果があります。

*撮影協力:両備グループのスーパー
(学生の研究より)

Schedule

Mon Tue Wed Thu Fri
109:00~10:30        
210:45~12:15 英語聴取表現Ⅱ 英語総合読解Ⅱ 図書館
情報資源概論
313:05~14:35 臨床心理学概論 データ活用入門 環境論 基礎演習
414:50~16:20 社会心理学概論 人間学 データサイエンス
入門
516:30~18:00 教育・学校心理学
社会心理学概論

人が他者との関係の中で、どう考えたり感じたり振る舞ったりするのか、人の思考・感情・行動が他者によってどう影響されるのかを科学的に明らかにしていきます。

データサイエンス入門

急激に変化している現代社会で、どのようにデータやAIが利活用されているかを学びます。

臨床心理学概論

就職後の職場の人間関係から「うつ病」などのメンタルヘルスが不調になることが多いので、予防や治療について学びます。

Topics

  • 就勝プロジェクト

    グローバルな時代に企業で必要とされる即戦力を育成!

  • NLPビジネス心理実践学

    NLPが本格的に学べるのは岡山の大学では本学だけ