interview 在学生 × 教員(食物栄養学科)

同じ夢に向かっているのでクラスみんな仲がいいです

― 実習の時間が多いと聞きましたが?

小野先生:はい。栄養士養成校での実習は免許取得のために必修の科目です。実習は合計で7科目あり、いずれも、栄養士の実務に直結する内容です。特に給食管理実習では、学内と学外のいずれの実習においても規則で定められる要件の2倍の単位数を課しています。これらの充実した実習を通して栄養士に必要な知識、技術を身に付けていきます。

常見さん:1年生の後期の給食管理実習で学内の附属幼稚園の園児を対象に給食を提供しました。献立を作り、班分けをして作業の流れを組み立て、食材を発注し、調理をします。また園児が給食を食べている時間を活用して栄養指導も行います。そのため授業だけでなく、居残りをして、資料を作り、実際に食材を使って予行演習をしたりしました。情報はクラス全員で共有し、みんながひとつになってやり遂げたという感じでした。県外から2時間かけて通学している友達もいるので、負担が少なくなるように、キャンパス近くに住んでいる人がサポートするようにしています。栄養士という同じ夢に向かってクラスがまとまっているので、みんな仲がいいんです。

子どもたちは美味しいとか美味しくないとか素直に反応してくれるのでとても勉強になりました。私自身がこの幼稚園出身で、当時も同じように給食実習の給食を食べたので、いま自分がその場に立っていると思うと、感慨深かったです。


― 栄養士になる勉強は難しいですか?

小野先生:解剖学、生理学、生化学など基礎医学の分野が含まれています。 給食や栄養指導の対象はヒトですから、人体の構造や機能について学ぶ必要があるわけです。こうした理科系の科目が苦手な学生は多いですね。私の生化学の授業では、糖質やタンパク質などの栄養素が体内でどのように利用されるのかということを中心に学びます。細胞や分子という目に見えない世界の話になりますので、プリントやパワーポイントを活用して、学生の皆さんがイメージしやすく分かりやすい授業を心掛けています。

常見さん:私も理系の科目に苦手意識があるのですが、毎回授業の終わりに理解度をチェックしてくださり、次回復習してくださるので大変助かります。


― どのような栄養士になりたいですか?

常見さん:私が栄養士を目指したのはスポーツをずっとやっていたことと関係があります。何を食べるかで競技のパフォーマンスが変わるという実体験があるので、食事や栄養にはとても興味がありました。食事の大切さ、野菜の大切さを知ってもらいたいので、国家資格の管理栄養士を目指して頑張りたいと思っています。

小野先生:栄養士には二つの大きな仕事があります。まず給食の管理運営、もう一つは食育に代表される栄養指導です。

本科の卒業生は、明るく元気で、周りとよく調和して気配りができると褒めていただくことが多いです。学生の皆さんには、給食を食べる人の健康を第一に考える栄養士になって欲しいですね。給食の対象者の年代や健康状態、職業などを配慮しながら、「美味しい」と喜ばれる食事を提供してもらいたいと思います。

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看護学部 看護学科
P23-P24
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総合人間学部 生活心理学科
P31-P32
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総合人間学部 言語文化学科
P51-P52
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食物栄養学科