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卒業生の「母校里帰り研修」を引き受けて
[2017年9月5日]

掲載日:2017年9月5日
カテゴリ:看護学部 看護学科


 去る7月19日、川崎医科大学総合医療センターに本年4月に就職した卒業生2名が、施設からの依頼で「母校里帰り研修」で来校しました。この目的は、母校の教員や後輩との交流、学習の機会を持つ、新人看護職員のリアリテーショック軽減などです。
 看護部長からの事前依頼を受けて、目的を確認後実施の方針を決め、在校生・卒業生両者に有意義な研修となるよう各学年のスケジュール等を勘案し、当日のスケジュールと内容を検討、学科長・学部長、キャリアセンター部長との調整を行いました。
 持参した卒業生各自の研修計画書を見ながらその日の計画を確認した後に、まず看護学科1年生の看護学概論授業の教室へ入りました。鷹居教授のクラスで、事前に打ち合わせをした内容で、1年生へのメッセージを一人15分ずつ話していただきました。①今どのような看護業務を行っているか、在籍している部署(病棟)の特徴、先輩看護師からの指導などについて、②なぜその病院を選んだか、③大学4年間にしておいたほうがいいことなどについて話していただきました。本年4月に本学を卒業して大学病院へ臨床看護師として就職したばかりの2人からの話は、看護の学びを始めたばかりの1年生には新鮮に映ったようです。「授業の先生の話は難しく理解できないが、先輩の話はとてもよく分かった・・・」などと感想文に書いてありました。
 午後は就活や国家試験の準備で四苦八苦している4年生の教室へ行きました。就活はどのようにしたか、国家試験準備はどのように取り組んだかなど、熱心に話していただきました。特に就活直前の学生は直接相談をする様子もみられ、身近な先輩の経験談が不安なこの時期の4年生を支え、自信を持たせるよい機会となっていることを実感しました。1年生・4年生ともに質問が数多く出され、予定時間を超過するくらいでした。
 研修を終えた2人から看護部へ提出された報告書によると、「初心を忘れず今後も頑張っていきたい」「自分の思いを他者に聞いてもらう機会を得て自分を改めて見つめる機会になった」「今の自分があるのは学生時代の4年間の頑張りがあるからと再確認できた」などが書かれていました。また3年生の授業「チーム医療論」(チーム医療おける専門看護師・認定看護師の役割:藤原教授)の講義聴講からは、今後の自分のキャリアアップについて参考になったと書かれてありました。同期生の2人とはいえ配属部署も異なり、就職後はお互いに話す機会も少ないためにそれぞれがどのような看護を行っているのか知ることがなかったが、このような機会を得てさらに頑張らなくては‥という気持ちになったようです。
 本学にとって初めてのことでしたが、在校生・卒業生共によい機会が得られたこの研修が、今後も学科の企画として継続・充実していくことを願っています。