看護学研究科(修士課程)

看護学の発展及び地域社会における人々の健康と福祉の向上に寄与します

本学大学院は、山陽学園の教育理念「愛と奉仕の精神」をもとに、看護学分野に関する学術の理論・応用を教授研究し、看護学の発展及び地域社会における人々の健康と福祉の向上に寄与することを目指しています。

医療の高度専門化、人口の少子高齢化、在宅医療の推進など激変する社会にあって、保健・医療・福祉の充実が急務となっています。また、うつ病や統合失調症などの患者は年々増え、今や精神疾患が「がん、脳卒中、心疾患、糖尿病」の4大疾病と並ぶ「5大疾病」に位置づけられました。このように増え続ける精神疾患患者に対する、強力な支援者の育成が喫緊の課題となっています。

こういった社会的要請に応え、本学大学院では看護学の発展を目指し、新しい知識を積み重ねて研究活動を行う「看護学研究コース」と、実践の現場を担う専門職業人育成のための「精神看護専門看護師コース」を設けました。

大学院におけるより高度な教育・研究成果を最大限活用し、地域社会に貢献していきます。

大学院看護学研究科

修士課程コースとカリキュラム

大学院_カリキュラム
「地域住民と共に健康的コミュニティを創造する中で、人々の健康を実現するための、知識・技術の開発や方法を探求する」ための教育課程とし、「共通科目」と「専門科目」に区分し、専門科目には「看護学研究コース」と「精神看護CNSコース」を設置。

専門科目は、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得するための科目です。それぞれの看護学に特論と特論に基づく演習を配置し、各看護学の高度な専門的知識・技術を学びます。

特論では、各看護学の対象や問題に焦点を当てその特性および課題と解決方法を創造的・先駆的に探求するための方法論、システム形成、資源開発、連携、ネットワーク等について探求。また演習では、文献探索と批判的講読、グループワーク等により看護実践における現状の理解と課題の発見、探求を行います。

コース・分野別の担当教員

コース名・分野名 担当教員
研究コース 感染看護学 渡邉 都貴子
成人看護学 柘野 浩子
村田 幸治
在宅看護学 藤原 泰子
コミュニティヘルス看護学 高木 二郎
田村 裕子
富岡 美佳
野村 佳代
福岡 悦子
精神看護学 揚野 裕紀子
澤田 由美
CNSコース 精神看護学 揚野 裕紀子
澤田 由美

各種制度

長期履修制度

職業を有する等の事情により、標準修業年(2年)を超えて一定の期間(上限3年)にわたり計画的に教育課程を履修し、課程を修了することを申し出た場合は、審査の上、計画的な履修を認めます。その場合の授業料(年額)は、通常の授業料の年額に2年を乗じた額を、3年で除した額とします。本制度の詳細につきましては担当教員にご相談ください。
一般教育訓練給付金制度

本学大学院が教育訓練給付制度の指定講座となりました。

入学金・授業料等

ポリシー

ディプロマポリシー(学位授与の方針)

看護学研究科に2年以上在学し、修了要件となる単位を取得するとともに、修士論文または課題研究論文の審査および最終試験に合格し、以下の要件を満たす者に学位(修士(看護学))を授与する。

  1. 高度な専門的知識、倫理性を有し、質の高い看護実践ができる。
  2. 看護学の専門分野に関する研究に取り組み、看護学の進展に貢献できる。
  3. 高度な看護実践、教育・研究活動をとおして地域社会へ貢献できる。
  4. 看護学の発展に寄与することができる内容の修士論文(特別研究または課題研究)を作成することができ、またその内容について社会に還元できる。
カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施の方針)

教育理念・教育目的に基づき、本研究科は、高度な専門的知識・能力を有する看護実践者および、創造性豊かな優れた研究・開発能力を持つ教育・研究者および、精神看護専門看護師の養成を目的に教育課程を編成した。

「地域住民と共に健康的コミュニティを創造する中で、人々の健康を実現するための、知識・技術の開発や方法を探求する」ための教育課程とし、「共通科目」と「専門科目」に区分し、専門科目には「看護学研究コース」と「精神看護CNSコース」を設置した。

なお、「看護学研究コース」では看護学の教育・研究者および高度な教育成果を活用し、地域で活動する看護実践者を育成する。また「精神看護CNSコース」では、精神看護学分野において、総合的な判断力と組織的な問題解決力をもって活動し、精神看護実践の発展に貢献できる専門看護師(CNS)の育成を目指す。

(1) 共通科目

共通科目は、看護学分野に関する基礎的素養を涵養する科目及び、専門的知識・技術の向上や開発などの研究活動を展開するための10科目を配置した。それらは、生命への尊厳と人間理解を深め、看護職が直面する倫理的課題への対応及び看護に関する諸理論を探求する「看護倫理」「看護理論」、高度看護実践者として活動する上で必要な「臨床薬理学」「病態生理学」「フィジカルアセスメント」である。

さらに質の高い看護サービスの改革および、社会の健康問題に関する対応策に積極的に関与し、看護学を発展させることのできる人材を育成するため、「看護研究」「看護教育論」「看護管理論」「コンサルテーション論」を配置した。また、国際的な視点から医療・看護を探求する「国際医療論」を設けた。

(2) 専門科目

専門科目は、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得するための科目である。地域の看護職のための専門的教育研究を中核とし、さらに精神看護学における高度な専門能力の獲得を目指す看護職のための精神看護CNS科目を設定する。つまり専門科目では、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得し、看護学の実践分野で指導的役割を果たすため、「看護学研究コース」と「精神看護CNSコース」の2コースを設定した。

それぞれの看護学に特論と特論に基づく演習を配置し、各看護学の高度な専門的知識・技術を学ぶこととした。つまり、総論から各論へ実践的な専門的知識・技術を段階的に修得できるように科目を配置した。

特論では、各看護学の対象や問題に焦点を当てその特性および課題と解決方法を創造的・先駆的に探求するための方法論、システム形成、資源開発、連携、ネットワーク等について探求する。また演習では、文献探索と批判的講読、グループワーク等により看護実践における現状の理解と課題の発見、探求を行う。

(学修成果の評価のあり方)

レポート課題の提出や課題に対するプレゼンテーション等を通じて学生自ら学習への取り組みの成果を示すことができること、及び学生から示されたそれらの成果の内容が学修の成果として認められることをもって、学修成果の評価を行う。

アドミッションポリシー(入学者受入の方針)

本研究科では次に揚げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 看護学の基礎知識と総合的な学力を有し、豊かな人間性と高い探究心を持って、主体的に看護実践の向上に寄与できる人
  2. 高度専門職業人又は教育研究者として、看護学(知識および技能)の発展に貢献する意欲のある人
  3. 保健・医療・福祉の諸問題に積極的に取り組み、問題解決に向けた思考力や判断力を養いながら、研究を遂行できる人
  4. 高い倫理観を有し、地域社会に貢献する意思と責任感を持った人