総合人間学部 生活心理学科

生活の理解×心の理解=現代社会で生きる力

人のこころは、家庭・学校・職場・地域社会など、私たちが生活する様々な場面で変化します。それは、「たのしい」や「うれしい」といった感情であったり、「どうしよう」という悩みであったり、「こうしよう」という判断であったりします。そして、そうしたこころに従い、人は行動するのです。こころについて学ぶということは、人の生き方そのものを学ぶとも言えるでしょう。

生活心理学科は、人のこころについて専門的に学ぶ心理学を基礎にして、衣食住に代表される生活の基本的な環境から、家庭や学校、地域社会、職場まで、幅広く人の営みについて学ぶことができる学科です。

2018年度からは、生活学・心理学の基本カリキュラムに加えて、2つの選択コースを新設します。

「心理社会コース」では、政治・経済などの実社会の動きを学ぶとともに、その実態を知るための調査技術を習得します。そこで身に付く科学的な分析力は、ビジネスや市場調査の場での活躍に結び付きます。

「子ども支援コース」では、子どもの発達について学ぶとともに、それを支援するための心理検査やカウンセリング等の支援技術を習得します。そこで身に付く臨床的な実践力は、保育や教育の場での活躍に結び付きます。

また、「子ども支援コース」では、音楽や表現などの保育士資格の試験対策になる科目も用意しています。

取得可能な免許・資格
高等学校教諭一種免許(公民) 認定心理士
図書館司書資格 学校図書館司書教諭
学芸員資格 児童指導員任用資格
児童福祉司任用資格(要実務経験)
保育士(資格取得支援)
認定心理士(心理調査)※ 社会調査士※
※は申請予定
卒業後の進路
銀行、保険会社
ホテル、旅行会社、航空会社
住宅関連産業 メーカー
児童・高齢者福祉施設、病院
大学院進学 など
生活心理学科

学びの特色

生活心理学科1
心理学と共に人間生活を学ぶ

こころを学ぶ心理学をコアにして学習していきます。人のこころは日常生活の様々な場面で変化するので、人間生活そのものを理解することも必要です。そこで、生活学や保育学、政治学、経済学、情報学といった科目も並行して学習していきます。

理論やスキルを実践の中で磨く

4年間を通して、演習や実習が多く設けてあり、講義で学んだ理論やスキルを磨きます。そして、心理学と他の専門科目を関連付けて、企業や教育福祉施設、地域社会等の様々な場面で実践体験することによって確かな学びにします。

アクティブラーニング型授業

一方的に講義を聴くだけではなく、グループで議論したり、街に調査に出かけたり、プロジェクトを計画したりする能動的な学修のチャンスが多くあります。こうした学修を通して、深い理解と実践的な力が身に付きます。

「就勝」につながる学び

心理学に加えて生活学や保育学、経営学などを学ぶことは、心理学を卒業後の仕事に活かす大きな「強み」になります。それは、就職活動をするときの大きなアドバンテージになります。

カリキュラム

生活心理学科カリキュラム

総合人間学部の特別プログラム

ビジネス能力開発プログラム

企業体験前に知っておくべきビジネス常識を学ぶため、全員に「ビジネス能力検定ジョブパス3級」の受講を課しています(生活心理学科:必修、言語文化学科:選択)。合格することで自信を持って企業体験ができます。

プログラムを受講した学生の声
  • 早い時期からビジネスマナーの勉強に取り組むことはとても良いことだと思う。自分のためにもとても役立つ。
  • 知っているようで知らないビジネスマナーなどが分かって面白い。
  • 働く時に知っておいた方がいい知識をたくさん学ぶことができた。知らないことがたくさんあったので、大変勉強になった。
  • ビジネスに関するいろいろな基礎知識を学ぶことができ、全てが自分にとって有意義なものでした。
英語集中特別プログラム(IELP)

グローバル社会の進展に対応し、高い英語能力を身に付けることにより、海外の協定大学の留学を経て、「グローバルに世界で活躍」し、あるいは「ローカルに地域に貢献」する人材を育成することを目標とします。90分間イングリッシュシャワーの特別レッスンやTOEFL・TOEIC対策講座を集中して受講でき、英語圏有名大学への留学対策のほか、ビジネスに必要なコミュニケーション能力も徹底的に鍛えます。

充実の学習支援環境
  • 自分に適した教材を選び、英語の学習を個別に進めることができるように、英語の自習室「ラーニング・センター」を備えています。
  • ラーニング・センターには、ほぼ毎日一定の時間に英語教員が在室しており、質問があれば先生にすぐ聞くことができます。また、毎週外国人の先生と自由英会話の時間を設けていますので、英語力が自然に身に付きます。
  • TOEICを体験できる勉強会など、随時実施しています。
地元優良企業とのPBL型授業プログラム

地元岡山を代表する企業に就職したい人またはそれらの企業の活動に興味がある人のためのプログラムです。地元の優良企業と様々なPBL型授業を行います。

PBLとはProblem Based Learning の略で、講義形式ではなく「問題解決型授業」のこと。何かを講義するのではなく、ある問題を設定しそれを受講者が自分で考え解決を目指すアクティブな講義法で、実社会に近いため社会人として必要な力がつくと言われています。「小売、金融、ホテル・エアライン」など業界別に必要な知識や技能が学べます。

講義内容例
  • インターンシップ
     企業での実習体験。
  • プロジェクトマネジメント体験
     仕事とはプロジェクトを管理し成功に導くこと。企業の方と共にプロジェクトの管理法を学びます。
  • 「解のない世界」の対処法
     ビジネスの世界は学校と違い解のない世界。正解が分からない中でどのように成果を出すのかを企業の方から学ぶことで、スムーズに実社会に入っていけるようにします。
  • NLPビジネス心理学
     NLPとは、Nはニューロ(神経)、Lはラングエイジ(言語)、Pはプログラム、つまり「神経言語プログラム」の略です。スポーツ選手のいわゆる「ルーティン」もこの原理を使っています。就活だけでなく生涯使える技能で、総合人間学部の学びを、どのようにビジネスに活かせば良いかが分かる“実践的心理学”です。

入学金・授業料等

主な就職先

主な就職先(平成24年度〜平成28年度)

日本生命保険相互会社 (株)香川銀行 (株)ジェイエア 日本通運(株) (株)ザグザグ カネボウ化粧品販売(株) 岡山国際ホテル (株)下電ホテル (株)岡山ランドリー (株)ユニクロ 岡山日産自動車(株) 鳥取ダイハツ販売(株) 香川県信用農業協同組合連合会 岡山市農業協同組合 岡山西農業協同組合 (株)英田エンジニアリング シバセ工業(株) (株)魚宗フーズ (株)ジーベック (株)リクルートジョブス (株)トミヤコーポレーション (株)ドゥフォワイエ (株)紀久屋 (株)フランドル (株)サンヨープレジャー 岡山宮地弘商事(株) オゴー産業(株) (株)仁科百貨店 (株)石井事務機センター (株)ザザホラヤ (株)シティライト 木原興業(株) (株)安藤嘉助商店 岡山県建築住宅センター(株) (福)クムレ (福)岡山中央福祉会 (株)創心会 (福)ももたろう会 (福)堺あすなろ会 ライクスタッフィング(株) (株)エイジェック 自衛隊 など

大学院進学実績
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 岡山大学大学院社会文化科学研究科 ノートルダム清心女子大学大学院人間生活学研究科臨床心理学コース 就実大学大学院教育学研究科教育学専攻 川崎医療福祉大学大学院医療福祉学研究科臨床心理学専攻 国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科臨床心理学専攻

卒業生からのメッセージ

人だらけの仕事場 だから大好きです

130年以上続く老舗建築会社のリフォーム事業部で営業を担当しています。

お客さまのご希望を聞き、現場と予算にあったリフォームを提案し、材料を発注して職人さんや大工さんを段取りします。人との関わりがとても多く、しかも密接な仕事です。

仕上がりのイメージをご説明するために、CADを使って図面を描いています。大学でしっかり練習できたのが実地で役立っています。実際の出来上がりがご希望とピッタリだった時、とても喜んでいただけるのでやりがいは大きいです。

リフォームは、今ある家の一部を壊してきれいにするので、毎回が新しい現場です。いい仕事ができるようになるには場数を踏むしかありません。入社して4年目ですが、まだまだ経験が足りません。お客さまに喜んでいただけるよう、もっといろんな現場を踏みたいです。

ポリシー

ディプロマポリシー(学位授与の方針)

アドミッションポリシーを十分に理解して入学し、カリキュラムポリシーに沿って設定された授業科目を学び、学則に定める所定の単位を修得した学生には、卒業を認定し「学士(生活心理学)」の学位を授与します。学位を授与される学生は、次の学修成果が認められることになります。

  1. 全学共通の必修である「山陽スタンダード科目」と各学科の実践科目の修得を通して、「愛と奉仕」の理念を学ぶとともに、国際社会や地域社会で積極的に貢献できるような実践力を身につけたと認められること。
  2. 専門分野の知識や技能だけでなく、社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を身につけ、幅広い視野と多面的な思考力により、客観的な認識力や判断力を養ったと認められること。
  3. 正規カリキュラムでの学びに加え、大学が推進するボランティアを中心とした課外活動への参加を通して、多様化した現代社会の複雑な課題や人々の生活の質(QOL)の向上に対して、柔軟で創造的に対処できる能力を体得したと認められること。
(卒業要件)

本学部を卒業するためには、4年以上在学し、かつ「共通教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」の区分ごとに定められた単位数を修得し、全体で「卒業するために必要な総単位数」以上を修得していることが必要となる。

カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施の方針)

全学生が、建学の理念である「愛と奉仕」の精神を踏まえた、全学共通の必修である山陽スタンダード科目を学びます。2年次からは、心理学コースと生活科学コースにわかれます。いずれのコースでも、アクティブラーニングの科目が多数設定されています。4年間の学びにおいて、知識・技能や思考力・判断力・表現力等をどの程度身に付けたかを評価するだけではなく、それを使って主体的に多くの多様な人々と協働して物事に取り組める能力が、どのように身についているかを評価します。4年間のカリキュラムの構成の柱は、次のようになっています。

  1. 1年次には、山陽スタンダード科目「知的生き方概論・人間学」を履修します。それと並行して、人文科学、社会科学、自然科学、外国語、情報科目、スポーツなどの幅広い分野で構成された「共通教育科目」によって広い視野を培います。
  2. 1年次では、少人数の演習形式によるアクティブラーニング科目「基礎演習A」、「基礎演習B」を初年次教育として履修します。これら2科目で、大学生に必要な学習方法・研究方法の基礎と共生社会構築に必要な考え方や行動の仕方の基礎を学びます。
  3. 1年次にも、2年次以降のコース選択の際に役立つような、心理学や生活科学の基礎的な専門教育科目も設定されています。
  4. 2年次以降の専門教育科目で、それぞれの専門知識を身に付けるとともに、総合的な学習を展開する科目により、“実践的なコミュニケーション能力の向上”、“実際的な創造的思考力・問題解決力の向上”、“社会の一員としての自覚の醸成”、“チームワークの体験”等の学士力を培っていきます。
  5. 「社会人入門」「ビジネス実務論」「企業協働型ラーニング」「NLPビジネス心理実践学」「経営学・キャリア学基礎」「一般教養論」「インターンシップ」などの就職支援科目を充実させ、社会人になるために必要なキャリア教育を進めます。
  6. 学習の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行います。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定します。
  7. 第1・2年次においては、52単位以上を修得し、かつ累積GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければ、第3年次配当の授業科目を履修することはできません。ただし、修得単位数に自由科目の単位は含めません。
アドミッションポリシー(入学者受入の方針)

生活心理学科は、次のような人を積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 生活科学と心理学の知識と技能を学び、社会生活に生かしたい人
  2. 学んだ知識と技能を用いて、主体的に多様な人々と協働して心豊かな生活を実現したい人
  3. 衣食住に関する専門的な知識と技能をもちいて、生活やビジネスや産業の場面で思考し、判断し、その成果を表現したい人
  4. 心理学に関する専門的な知識と技能をもちいて、カウンセラーや相談員、心理士としてさまざまな問題を思考し、判断し、表現したい人
  5. 公民・家庭科の教員、認定心理士、ピアヘルパー等の資格を取得して、それを社会で生かしていきたい人