本学健康栄養学科の大木淳子講師らの論文が日本農芸化学会から刊行される英文誌『Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry(BBB)』の2020年B.B.B.論文賞を受賞しました。受賞論文のタイトルは次の通りです。
題目:Comparative analysis of enteroendocrine cells and their hormones between mouse
intestinal organoids and native tissues
この論文は、マウス小腸上皮由来の幹細胞を3次元培養法により分化させ内分泌細胞に着目して、これが生体組織のものと同等の性質を持つことを実証したものです。培養した内分泌細胞を用いて、食品成分や炎症性刺激が消化管に及ぼす影響と、その仕組みの解明につながることが期待されます。

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